属人化の解消とナレッジ共有:原因、進め方、手順書テンプレート
属人化の解消とナレッジ共有:原因、進め方、手順書テンプレート
属人化とは、特定の人しかやり方を知らず、その人がいないと仕事が止まる状態です。解消の基本は、頭の中にある手順を書き出して、誰でも探せる場所に置くことです。この記事では、原因と進め方、そのまま使える手順書のテンプレートを紹介します。
属人化が起きる主な原因 手順が書かれていません。担当者が経験で進めていて、書く必要を感じていません。
書く時間がありません。目の前の仕事が優先されて、文書化は後回しになります。
情報が散っています。やり方が、チャットの履歴、個人のメモ、メールに分かれています。
担当が固定されています。同じ人が長く担当すると、他の人が触れる機会がなくなります。
更新されません。書かれた手順が古くなり、「聞いたほうが早い」状態に戻ります。 解消の進め方
属人化している仕事を洗い出します。「この人が休むと困る仕事」を、チームで挙げてもらいます。
優先順位をつけます。頻度が高い仕事、止まると影響が大きい仕事から始めます。
担当者に、手順を書き出してもらいます。最初から完璧にせず、箇条書きの下書きで始めます。
担当者以外の人が、その手順で実際にやってみます。詰まった箇所が、足りない説明です。
手順書を、みんなが探せる1か所に置きます。置き場所が複数あると、どれが最新か分からなくなります。
更新の担当と見直しの時期を決めます。ページごとに更新者を決めておくと、古くなりにくくなります。 手順書のテンプレート
次の項目で、多くの仕事をカバーできます。 タイトル:何をする手順か(例:月末の請求書の発行) 目的と、いつ使うか:この手順が必要になるきっかけ
担当者と、更新した人・日付 事前に必要なもの:アカウント、権限、資料 手順:番号つきで、1つの番号に1つの操作。画面のスクリーンショットを添える
よくある間違い:過去に詰まったところと、その直し方 困ったときの連絡先:誰に、どの方法で聞くか 関連ページ:前後の手順、規程、リンク
「よくある間違い」は、あとから足していく項目です。実際に困ったときに追記すると、手順書が育ちます。 Kipwise Agent なら、Slack
のやり取りがそのまま手順書になる 手順の多くは、すでに Slack のスレッドで説明されています。それが流れてしまうことが、属人化の原因の1つです。
Kipwise Agent に頼むと、スレッドの内容から Kipwise のページを書いて、置き場所に保存し、リンクを返します。 貼って試せる依頼文です。
「@Kipwise Agent このスレッドの内容を、手順書として Kipwise にまとめて。フォルダは『経理』にして」 「@Kipwise Agent
このスレッドを、Kipwise の既存の『請求書発行』のページに追記して」 「@Kipwise Agent 請求書の発行手順について、Kipwise
にドキュメントはある?」 「@Kipwise Agent この件についての過去のやり取りを、Slack から探して」
ページを書くときは、同じ話題のページが既にあるかを先に探して、あれば新しいページを増やさずに追記を提案します。ページは、依頼した人の名前で作られます。保存の前に承認カードが出るので、中身を見てから決められます。
質問に答えるときは、Kipwise
のナレッジを検索して、ページを読み、該当する部分と出典のページへのリンクを返します。見られるのは、依頼した人が見られるページだけです。読んでいないページを、読んだように答えることはしません。
Slack 上のボタン、承認カード、Home タブの表示は英語です。エージェントへの依頼は日本語で書けて、返信も日本語で届きます。 知っておきたい制限です。
Kipwise のページを読み書きするには、Kipwise のアカウントが必要です。
スレッドの内容を整理するのはエージェントですが、手順として正しいかの確認は人が行います。書いた直後に、担当者が一度読んでください。 Slack
の検索は、依頼した人が読めるチャンネルの範囲です。 使い方の全体は Kipwise Agentとは? 、Slack での話しかけ方は
SlackでKipwise Agentに話しかける 、承認カードの詳細は Kipwise Agentが承認を求める操作 をご覧ください。 よくある質問
ナレッジ共有は、何から始めればよいですか。
まず、同じ質問が何度も出る仕事を1つ選んで、手順書を1ページ作ってください。質問が減ることを確認してから、対象を広げます。 手順書を書いても読まれません。
置き場所が分からないことが多いです。質問が出たとき、その場で手順書のリンクを返す習慣をつけると、探す場所として定着します。
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